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マメ知識

日本人の足はエジプト型が多い?

#婦人靴#神戸#靴

こんにちは、Tommyです。

この度は石川県能登地方を震源とする大規模な地震により犠牲となられた方々に、謹んでお悔やみを申し上げますとともに、被災されました皆様に心からお見舞い申し上げます。

2024年になりましたね、本年も当ブログをどうぞよろしくお願いいたします。

さて、昨年よりスタートしましたこちらのブログでは、何度も「ご自身に合った靴を選んでください」とお伝えしております。しかし、そもそもそれが分からない!というお気持ち、お察しいたします。

タイトルにもあります「エジプト型」って、何のことだかご存じでしょうか?靴屋さんでは有名な話ですが、最近ではお客様の中にもご存じの方が増えてきた印象です。

1人1人に合った靴探しのヒントにもなる、この〇〇型なるものについて今回はお話をしたいと思います。

つま先形状のタイプ分類

〇〇型とは、つま先形状のタイプを分類したものです。

日本人のつま先形状のタイプには大きく分けて「エジプト型」「ギリシャ型」「スクエア(ローマ)型」の3種類があります。

なぜそう呼ばれるかというと、古代エジプト、ギリシャ、ローマ時代の壁画や彫像などでこのつま先の形状の特徴が見られたからだそうです。

ローマ型だけは形の特徴を優先させ、スクエア型と呼ばれることが多いので、ここからは「スクエア型」でお話を進めていきます。

それではそれぞれの特徴を見ていきましょう。

  • エジプト型:第一趾(足のおやゆび)が一番長い
  • ギリシャ型:第二趾(足のひとさしゆび)が1番長い
  • スクエア型:第一趾~第二趾、あるいは第三趾(足のなかゆび)までの長さに差がなく、全体的に四角ばっている

ご自身に当てはまる形状はありましたでしょうか?

日本では7~80%割程度の方がエジプト型、ギリシャ型はおよそ20%、スクエア型は5%ほどと言われています。

ギリシャ型が増えている?

日本人にエジプト型が多いと言われる理由には、日本人の祖先、農耕民族が大地を踏みしめて生活してきたため、自然と第一趾が発達したのではないかと考えられているからです。

一方欧米人に多いギリシャ型は、狩猟民族がつま先で地面を蹴るために人差し指が発達したのではないかと考えられています。

スクエア型については諸説ありますが、武道をしている方に多い足形と言われていたり、人種というよりは生活環境に依存することが多いようです。

足形はある程度遺伝しますが、生活環境により変化することも大いにあり、若い方を中心にどんどんギリシャ型が増えているのが現状です。

タイプ別、パンプスの選び方

冒頭で、ご自身のつま先型タイプを知れば「1人1人に合った靴探しのヒントにもなる」と申し上げました。

スニーカーやウォーキングシューズであれば紐などで調節が効くため自由度が高いのですが、ここはパンプス屋さんとしてパンプスのトゥ(つま先)の形によってご提案したいと思います。

ゆびの長さや甲の高さ、足長・足囲・足幅、また左右差などによっても異なりますので、あくまでもヒントとしてご覧ください。

エジプト型

第一趾(足のおやゆび)に負担がかからない靴を選びましょう。

第一趾の窮屈さに耐えながら履くことは、外反母趾などの原因になることもあります。

つま先が丸く、ゆびまわりのゆったりとしたラウンドトゥがおすすめです。

とはいえ日本人に一番多いタイプなので、メーカーもエジプト型対策をしているはず。

気に入ったデザインであれば、他の形も試してみましょう!

ギリシャ型

靴選びに一番苦労しておられる方が多い印象なのがこのギリシャ型。

捨て寸(すてすん:足が入らないつま先の空間)にゆびが入り込んでしまいやすく、つま先はきついのにかかとはガバガバ、なんてことが起きやすいのです。

一般的には先のとがったポインテッドトゥ、アーモンドトゥが向いていると言われています。先の開いたデザインのオープントゥなども楽に履けるのではないでしょうか。

その他の形であれば、足が前に滑りこまないように滑り止めなどを敷くなどして、ゆびがしっかりと伸ばせることを意識してみましょう!

スクエア型

スクエア型は靴の中でゆびが混雑しやすいので、つま先周りがゆったりとしたラウンドトゥやスクエアトゥなどが良いかと思います。

先の尖ったタイプのデザインは苦手かもしれませんが、最近では甲が深めのデザインのものもあるので、ゆびが窮屈に感じなければ他のデザインにもチャレンジしてみてくだいね!

パンプスは特にファッションシューズですので、トレンドの影響を受けやすく、シーズンによってポインテッドが流行っていたり、スクエアが流行っていたり、またラウンドの流れが来ている。。。などなど、市場の様子は様々です。

まずは気に入ったデザインを履いてみて、歩いてみて、ご自身の特徴と合うのか合わないのか、つま先形状のタイプを知っているだけでも判断材料になりますよ!

どうぞお試しください!

それでは、また!

この記事の著者

Tommy

1984年神戸生まれ、神戸育ち。貿易の仕事をしていた頃、趣味で通った靴づくり教室の先生からの紹介で、神戸の靴業界へ飛び込むことに。現場の店長から始め、現在では国内・海外へ神戸靴を紹介する日々。現場でのシューフィッター経験や、国内外での営業経験を生かして、靴のマメ知識をわかりやすくお届けします。

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