冠婚葬祭でのパンプスの選び方【結婚式編】
こんにちは、Tommyです!
前回は「冠婚葬祭でのパンプスの選び方【葬式編】」と題しましてパンプス選びについてお話をさせて頂きましたが、本日は「結婚式編」です。
20代前半から機会が増える「お呼ばれ」、まずはお洋服から決められる方が多いですよね。
当店にもドレスの写真を持って、パンプスはどれが良いかをご相談に来られるお客様がたくさんいらっしゃいます。
結婚式でのパンプス選びのマナーについて、皆さんはどれだけ知っておられますか?今回も一緒に見ていきましょう!
結婚式に適したパンプスの選び方
キーワードは、つま先が隠れている、3cm以上の細ヒール、華やかなもの、です。
項目ごとに詳しく見ていきましょう。
デザイン
まず、つま先が隠れているものでなければなりません。
つま先が出ているデザインはカジュアルなだけではなく、「妻が先に出る」と死別を連想させるためNGとされています。つまりオープントゥは選べません。
ではかかとは。。。?できればかかとも覆われている方がベストです。
ミュールやサンダルなどはデザイン自体がカジュアルなので避けるべきですが、エレガントなバックバンドパンプスなどはよしとされることもあるようです。式場の雰囲気や参列者の年齢層などが分からなければ避けた方が無難です。
ちなみに、サイドオープンパンプスやセパレートパンプスなど、横が開いているデザインは問題ありません。お察しかと思いますが、ブーツやスニーカーなどはいくらキラキラしていても、ダメですよ!?笑
ヒールの高さ
ヒールの高さについては3cm以上がベストとされていて、細いヒールの方がよりフォーマルに見えます。
妊婦さんや、ヒールが苦手な方、歩行に不安のある方は無理せず、フラットやローヒールでも華やかなデザインを選んでいただければ問題ないでしょう。
足首にストラップがついているものも、足首が細く見える上に、歩行が安定するためオススメです。
素材
エナメルやシルク、サテンなどの光沢のある素材を選びましょう。
かつては殺生を連想させる本革製を避ける傾向にあったようですが、男性は基本的に革靴を着用するので、そこは問題ないようです。
冬であれば、光沢のあるベロア素材なども良いのではないでしょうか?
装飾
ドレスやスーツなどに合わせて、華美になりすぎないパールやビジュー、リボン付きのものを選ぶと良いでしょう。
もちろん装飾がなくても問題ありませんし、シュークリップのような後付けできる商品もありますので是非お試しくださいね。
色
実は、基本的には何色でもよいのです!
「白は花嫁衣装と被るので避けた方が良い」とされるのはドレスについてです。小物に関しては白を使っても問題ないとされています。
ただ、派手すぎる柄(ヘビ柄、ワニ柄、ヒョウ柄、ゼブラ柄)などは避けてくださいね。
オススメのカラーは、どんな色のドレスにも合わせやすくて肌馴染みの良いベージュ・ピンクベージュ・ゴールド・シルバーや、足元がぐっと引き締まるブラックなど。
普段から使いやすいベージュエナメルやブラックエナメルなどを持っておくと、兼用しやすいですね。
店頭でもパンプスを日常使いされる方には、お呼ばれだけでなく普段使いできるデザインをお勧めしております。せっかく買っても、たまにしか出番がないのはもったいないですからね!
素足はNG!
フォーマルシーンでの素足はNGです、必ずストッキングを着用しましょう。
色はベージュや肌色など、肌馴染みの良いものを。ラメ入りやビジュー付きのものを選んで頂いても華やかでよいですね。
黒はお葬式を連想させ、カラータイツや網タイツはカジュアルな印象になるため、避けた方が良いでしょう。
当店のオススメパンプス
お待たせしました!パンプス屋としての腕の見せ所です。笑
結婚式におススメな当店のオススメパンプスを3商品、ご紹介させていただきます!
1.バックスタイルがポイント!リングヒールパンプス(7.5cmヒール)
ヒールが得意な方におススメする、シルエットも履き心地も大満足な1足です。
見た目よりもゆったりとした履き心地で、7.5cmピンヒールでも安定感がある神戸が誇る職人の技!
2.普段使いとの兼用に抜群、ストレッチでノーストレス、雨の日にも履けるパンプス(5.5cmヒール)
低すぎず、高すぎないヒールが普段使いにももってこいなこちらのパンプスは、ストレッチ素材だから足への負担が少なく楽に履けます。カラーバリエーションも豊富です。
クッションもふかふかで、急な雨にも安心な晴雨兼用仕様です。
プレーンパンプスだけでは物足りない方には、リボンなどのシュークリップのご用意もありますので、是非参考にしてみてくださいね!
3.ローヒールで安定感抜群、パールストラップで華やかさを演出(2cmヒール)
妊婦さんやヒールが苦手な方、パンプスが初めての方におススメなこちらのローヒールパンプス。
パール付のストラップで、十分に華やかさを演出してくれる上に、足がパカパカと浮くこともなく、安心して式に参列できます。
まとめ
もとはと言えば「お葬式と結婚式のパンプスは兼用できるのか?」という内容でスタートしましたが、もしも兼用をするとすれば、ブラックスムースのパンプス一択!ということがお分かりいただけたと思います。
華やかさを求められる結婚式と、マナーを求められるお葬式とでは、あまりにもギャップがあります。できれば結婚式用とお葬式用とは分けてほしいなぁというのが個人的な意見です。
そこで。。。結婚式用もお葬式用も、普段使いとの兼用をオススメいたします。
いざというときに足が痛くならないようにするには、普段からそのパンプスに慣れておくのが一番。靴擦れを防止するにしても、自分がどこが痛くなるのかを事前に知っておきたいところです。
長らく続くスニーカーブームに押され、パンプス離れが起こる昨今ですが、必要に備えて普段使いを始めてみてはいかがでしょうか?
やはり脚がきれいに見える履き物ですし、背筋が伸びて気持ちがいいものですよ!
当店では履き心地のよいパンプスを多数取り揃えておりますので、是非お試しくださいませ。
それではまた!