メリー・ジェーンという名の靴を知っていますか?
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こんにちは、Tommyです!
最近は弊社のオリジナルブランド、SUäSHI(スウェイシー)のInstagramアカウントのライブ配信で、靴にまつわるクイズを出すというのが通例となってきた今日この頃。
なぜか「絶対に答えることができないクイズ」をモットーにしているため、事前に調べまくる癖がついてきました。
せっかく詳しく調べるのだから、ブログに書けるボリュームもあるなと思い、今回はこちらをテーマにお話をしていきたいと思います。
メリー・ジェーンという名の靴を知っていますか?
あなたはメリー・ジェーンと聞いてどんな靴の種類をイメージしますか?
とある曲名が頭に浮かんだ方、あるいは映画のヒロインの名前が浮かんだ方は一旦それらを忘れて頂いて、婦人靴の名称にフォーカスしてみてください。
答えは甲に一本のベルトがある、ヒールが低めの靴を指します。
足首にストラップがあるものはアンクルストラップシューズと呼び、メリー・ジェーンとは区別します。
メリー・ジェーンの由来とは?
当初メリー・ジェーンは子供のフォーマルスタイル用にデザインされたものでした。
と言うのも、メリー・ジェーンという名称は、リチャード・フェルトン・アウトコールが、1902年に初めて出版した漫画『バスター・ブラウン』内に登場する主人公の妹が履いていたことが由来となっているからです。
バスター・ブラウンは、裕福な家庭に育った、いたずらが大好きな男の子。彼には妹のメリー・ジェーンと、ペットのブルドッグ、ティゲがいます。
バスター・ブラウンは金髪の男の子、メリー・ジェーンは黒髪の女の子です。バスター・ブラウンがワンストラップヒールであるメリー・ジェーンを履いていることはさておき。。。
ちなみに、メリー・ジェーンという名前は『バスター・ブラウン』の作者、アウトコールの娘の名前からとったようです。
新聞漫画であったようで、風刺画の様相を呈しておりますが、その事実は見つかりませんでした。何か少し怖い絵があるんですよね。。。(個人の感想です。)
何度も言いますが、このメリー・ジェーンを履いているのは兄のバスター・ブラウンです!ややこしい!
バスター・ブラウンブランド
「バスター・ブラウン」の作者、アウトコールは 1904 年のセントルイス万国博覧会を訪れ、バスター ・ブラウンのキャラクターを自社製品の宣伝に使用するためのライセンスを最大 200 社に販売しました。
その後、ブラウン・シューカンパニーの幹部が当時、子供たちに大人気だったバスター・ブラウンのライセンス権を購入し、同社の子供向けシューズのブランドとして確立しました。
その中でメリー・ジェーンもラインナップしていたようですね。
ちなみにブラウン・シューカンパニーの名前の由来は創始者のひとりである、ウォーレン・ブラウン氏に由来しており、バスター・ブラウンとは無関係のようです。
メリー・ジェーンの機能性
さて、靴に話を戻します。
当初子どものフォーマルスタイル用にデザインされたメリー・ジェーン。現在では、可愛くありたいと思う女性の心を満たしてくれるワードローブの定番となりました。
本来はローヒールのものだけでしたが、ハイヒールのメリー・ジェーンも登場します。
MANOLO BLAHNIK(マノロ・ブラニク)はあのSEX AND THE CITYのキャリーが愛したことでも有名です。
パンプスは、甲の低い方、足幅の狭い方、かかとの小さい方にとっては、歩くたびにパカパカしてしまい脱げやすいのが悩みですが、甲をストラップで押さえるメリー・ジェーンは、しっかりと安定感が生まれ、脱げにくくなります。
なかなかフィットするパンプスが見つからないという人にもおすすめできる商品です。
まとめ
今回はかなりマニアックな内容となりましたが、いかがでしょうか?
当店では、ただでさえ履きやすいメリー・ジェーンをスニーカー底にしてしまうというとんでもない商品もご紹介しております。ストラップもゴムで脱ぎ履きまで楽ちんな履き心地にもこだわりました。
その名も「MARY(メアリー)」!よろしければ上記のリンク(画像をクリック)より、詳細をご覧ください。
それでは、また!