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靴の保管ってどうしてますか?

#婦人靴#神戸#靴

靴の中は常に高温多湿

こんにちは、Tommyです!

急に寒くなったので、お洋服はもちろん、靴の衣替えをしている頃ではないでしょうか?この「衣替えの時期」こそが、靴のお手入れや保管方法について見直すチャンスなのです。

本革製であろうと、合皮製であろうと、布製であろうと、靴というものはすべて、高温多湿での放置がタブーです。

高温多湿といえば、日本では梅雨、夏が最初に思い浮かぶと思いますが、侮るなかれ、靴の中は自分のかく汗で常に高温多湿状態になっています。

大切な靴を長くきれいに保つために、靴の保管方法を簡単に3ステップでご紹介してまいります!

step 1. 靴の湿気を取り除く

まず、靴の湿気を取り除きましょう。保管をするのはその後です。風の通る涼しい場所や、日陰で干すのが理想、乾燥材を入れても良いです。

ここで注意、日光消毒されそうで良さそうなんですが、直射日光に当てるのは絶対にNGです。靴の劣化を早めてしまいます。

step 2. 通気の良い状態を保つ

乾いたら、ブラシなどで軽く汚れを落とし、型崩れを防止するためにシューキーパーを入れたり、下駄箱などに保管しましょう。この時もできるだけ通気の良い状態を保ちたいので、扉付きの下駄箱の場合は定期的に扉を開けて換気をすると良いですね。

靴屋さんでは「靴箱ほしい・要らない論争」が毎日巻き起こるのですが、靴箱を持ち帰られるお客様の持ち帰り理由は、たいてい「保管のため」だと聞きます。

正直なところ、高温多湿状態を助長するので靴箱に保管するのはあまりお勧めではありませんが、保管場所の確保が難しく仕方のない場合は、靴の中に乾燥材を入れると良いと思います。

step 3. 定期メンテナンス

履く頻度の少ない靴は、季節ごとに定期的にメンテナンスを行いましょう。

ブラッシングでホコリを落とす、クリーナーで汚れを拭き取る、靴用クリームで栄養補給をする、乾燥剤を入れ替える等です。

久しぶりに出した靴に、カビが生えていたり、底がぼろっと取れたり、表面がボロボロ。。。なんていう事態は、定期メンテナンスで解決できることがほとんどです。

冠婚葬祭用などのたまにしか出番のない靴こそ、より長く履くためにメンテナンスを欠かさないようにしましょう。このブログを読んでくださっているあなたにならできるはず、靴にも愛情が必要です。

まんべんなく履く

さて、いかがでしたでしょうか?

かくいう私はメンテナンスが面倒なので、持っている靴の量をぐっと減らし、どの靴もほったらかすことなく、まんべんなく履くようにしています。すべて1軍なのです

履くときに汚れが気になる靴は、履いたままブラシでシャシャシャ!(2秒!)

艶の足りない革靴にはスポンジタイプの靴磨きでキュキュキュ!(5秒!)

帰ってきたら1-2日は下駄箱に入れずに玄関で除湿!(放置!)

3ステップが面倒だなぁと感じた方は、是非私のやり方を参考にしてみてくださいね。放置することをなくすだけで、10年以上履き続けている靴もあるんですよ!

さて長くなりましたが、今回はこの辺で失礼します。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

この記事の著者

Tommy

1984年神戸生まれ、神戸育ち。貿易の仕事をしていた頃、趣味で通った靴づくり教室の先生からの紹介で、神戸の靴業界へ飛び込むことに。現場の店長から始め、現在では国内・海外へ神戸靴を紹介する日々。現場でのシューフィッター経験や、国内外での営業経験を生かして、靴のマメ知識をわかりやすくお届けします。

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